最近は壁の仕上げというと、壁紙を貼ることが多いです。
工期も早いし便利できれいに仕上がりますよね。
でも壁紙ができたことによって、壁紙用の接着剤ができて、
ほかにもいろんな建材がつくられてきた結果、
シックハウスなどの問題も出てしまいましたよね。
今はいろいろ規制ができて悪い化学物質が出るものは、
使われることは少なくなってはきてますが・・・
昔は壁紙なんてなくて、土で壁が仕上げられていました。
珪藻土が今は流行っているけど、
珪藻土といっても、珪藻土の含有量が少なく樹脂の含有量が多いという商品もあるから、
よく確認しないといけない。。
ある現場で、左官にとことんこだわっている職人さんに出会いました。
飛騨高山で左官業を営む狭土秀平さんです。
土にこだわり、その現場でも近くにいい土がないか自分の足で探し回り、
みごとな土壁を作り出されました。
挾土さんのアトリエにお邪魔したときも、部屋一面に、サンプルの左官パネルが飾られていて、
左官のイメージが一気に広がりました。
土でここまでできるなんてすごい、と本当に感動しました。
挟土さんは雑誌やテレビでも取り上げられ、海外の雑誌でも紹介されるほど有名です。
少しの期間でしたが、同じ現場でお世話になり、とても強い印象を受けました。
挟土さんの作品は、いろんなところで見られます。
筑紫哲也のNews23のセットの壁も挾土さんが手がけられたそうです。
そういえばちらっとこの番組に出てたのを思い出しました。
挟土さんが出てる!と気づいたときには、
「本日は挟土秀平さんにお越しいただきました~」っとちょうどそのコーナーが
終わるところだったので話は全く聞いてないんですが。。
挟土さんには土の良さを改めて教えていただけて良かったと思います。
自分の家を建てるなら、私も左官仕上げがいいなぁ。。
最近は自分で家づくりなどの作業にも参加する人も多いみたいですね。
私も何か自分で実際につくりたいです。
挟土さんの紹介ページは
こちら
挟土さんの作品が見られるところは
こちら
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